2014年 09月 01日
ついに9月を迎えた。憂鬱になってしまう・・・
とりあえずこれまで読んだマンガや先月8月後半のいきさつを少々語るとする。
8月も半分になったそのころの高知は大雨がまたやってきた。同じ時をして広島の方ではかなりの被害が、
聞けば新興住宅ゆえか土砂崩れ対策に関してあいまいとか・・・
気の毒に思えたのが今年の春に結婚したばかりの若夫婦が亡くなった速報も聞いた。
旅行1日目。8月末となる第4週目、母親に妹のいる大阪・枚方市に連れてかれた。
気分転換の旅行というわけだ。旅行初日は長距離バスに乗るまでは大変だった。当然この時は高知は雨。
父が車で駅まで連れいってくれるのはわかるが一番先向かったのが母方の祖母の所だった。
てっきり自分と母の2人でいくとばかり思ったが祖母も大阪の昔馴染みに会う為一緒にいくそうだ。
さすがにこれには怒りを感じた。事前にいってもらいたかった。
ただでさえ母はお荷物が多いというのに、耳が遠いせいか時々認知症ではないか心配な祖母も同行とは
だが迷子になった事はなかったからまあなんとか普通に昔馴染みらにあったそうだ。
バスの中で先週買ったビッグコミックスピリッツ合併号(No.37+38)を読んでやった。
新連載一挙5本とはすごかった。新連載で3作品は気に入った。
相田裕の「1518!」、学園ドラマだ。絵は結構いい感じ。
丹波庭の「トクサツガガガ」、これは正直好きなジャンル、特撮番組が好きなOLが主人公に少々共感できる。そして「エロゲの太陽」元は大手企業の新鋭若手ビジネスマンが転職した先は中堅のエロゲームメーカー。凄い笑えるしかも作者コンビはエロゲの脚本家とイラストレーターとは奥が深い。
後は集英社・週刊プレイボーイの記事やホリエモンのコラム等を読んだ
まあ、ホント退屈しなかった。朝一の発進のバスゆえお昼前には大阪に到着した。
一年ぶりの大阪、去年は結婚式2本立て続けゆえかあまり観光はしなかった。
観光初日午後は大阪の街を歩きまわった。梅田のビル最上階からみた景色は綺麗だった。
自分の住む高知の中心地が正直イモ、田舎に思えてしまった、いやそうだった・・・
正直旅行の先日高知では職に付けないから両親と話し合った
前の会社の社長にはホント今にしてみれば不当な扱いを受けたものの
両親は逆に庇う言葉を出す。悪口をいってやった後
父が言った。「実は酒の席で偶然社長に会った。そのとき少し口添えしたと思う。」
10年近く前にやめた会社とはいえ「話すのが遅すぎる!」を怒り父に殴りかかってしまった・・・
やっぱり自分が高知で再就職するのは絶対無理だとこの時確証した。
高知みたいな田舎で「親の口添えで仕事についていた男」なんて思われてるに違いない・・・
高知では「餃子の王将」が2、3軒しかないが大阪ではたしか100軒ぐらいはあったはず。
大阪。東京にでも住めば仕事やアルバイトにありつけそうな気がしてたまらなかった。
ちなみにその梅田のビルの最上階には大型書店があった。
展望が終わった後そこへ寄った。有名漫画家のサインとメッセージがいくつか展示。
中でも目に引いたのがコチラの画像をご覧いただきたいオノ・ナツメからのモノ。用紙に描いたのではなく
透明のセルロイド板であった。少し奇抜ゆえたぶん紙より丈夫だからだろう。
なぜかケース外側端っこには「もやしもん」の石川雅之のサインが。そういえば大阪在住だって聞いたな。
次に大型中古書店「まんだらけ」へ足を運んだ。オモシロい古本や雑誌が置いてあったはず
まあしかしよく考えたら部屋の整理中だから買うよりこういった店に売らないといけない。
さっきも高知の書店にない本を買おうと思ったが荷物になるのでやめておいた。
売るための下見状態。久しぶりに大阪の街を歩いてみた。
以前見た時、2,3年前は不況だったが大部雰囲気が違いにぎわっていた。
続いては梅田から難波のまんだらけへ足を運んだ。
売るのであれば洋書、アメコミの類も買い取ってもらうには梅田の方を選ぼうかと思った。
ちなみにネットオークションの方で欲しいと思った本を入札し無事落札した。
旅行2日目。本来は大阪と京都の真ん中あたりに住む妹の、
正しくは妹夫婦のマンションの部屋の整理片付けにやってきた。
妹のダンナはしばらく出張とのこと。寝泊りするにはちょうど良かった。
しかし問題はいくつかあった。先ほど述べた祖母も一緒に寝とまり!話が違う(怒)
さらに言って悪いが部屋が散らかっているというより物であふれかえっていた。
自分が寝泊りした部屋は妹のダンナの部屋、ロボット掃除機ルンバが未使用で箱ごと置いてあった。
とりあえずどういった物の処分したらいいのか聞いたみたら妹いわく「何もしなくても良い」
さすがにこれには怒ってしまう。力仕事担当で連れてこられたのに。
結局母が軽く部屋を掃除、祖母が妹の子供の面倒を看た。とりあえず自分は京都の町へ出向いた。
再就職の参考にハローワークへ行ってみたもののこの日は土曜日、休みであった。
そこの近所には「京都漫画博物館」があった。そこへいってみたらそうだ思い出した。
「土田世紀」遺作展をここでやっていたのだ。
土田世紀は「編集王」なる漫画を描いていた。展示品はこれまでの作品原稿用紙
加えて本人が使っていた仕事机。他の漫画たちからの追悼文など
丁度その日は見るからに土田世紀の漫画のキャラクターそっくりな見物人がきてた。
ちょっと話をかけづらい。その人が記念にコメントを書いたノートをこっそりのぞくと福岡からバイクでやってきた人だった。
そういえば昔「編集王」読んでは漫画雑誌の編集者夢見たな・・・
やっぱり今からなるには東京に移り住んだいいかも・・・
そこの喫茶店へ立ち寄った。これまで来日した漫画家達のサインがお店の壁にびっしり。
とりあえず同郷びいきに西原理恵子先生のサインを発見し撮影。
その日の夜は妹と喧嘩した。前日父に殴りかかった、いや「殴った」と酒の口で言った。
当然起こるは腕を生意気に握ってきた。こちらが運動不足か
妹が毎日赤ん坊をもちかかるだけあったか力持ちになったのか、いや後でわかったが爪をたててくれたおかげでキズが、絆創膏で後日治った。この上母と祖母までも攻める。妹が3人に分身したみたいだった・・・
妹のマンションをでて近所を2、3軒飲み歩き最後はうまそうなラーメン屋を発見。
「油そば」を注文、麺がラーメンにしては太麺でスパゲティみたいな感じ、うまかった。
しかし帰る途中酒の飲みすぎが原因で少し吐いた・・・もちろん排水溝へだした。
旅行3日目。妹が子供を連れてダンナの所へ行く事に、しかし朝早くから起きては
熱々のお湯でミルクをつくる途中お湯をこぼしてしまい妹がやけど。
さっそく母がお湯がかかったところを冷やしてやった。
氷が足らないから冷えた缶ビールをだすなどいろいろ大変。処置が良かったため大やけどにはならなかった。しかしダンナの所へいく途中氷冷剤を持ってでかけたそうだ。
その日のお昼は母・祖母らと三人で大阪・梅田へ、今度は兄嫁である義姉に会った。
和風をベースにした創作料理の店。最上階の側の店だけあって高料金もあるがなかなかの腕前だった。
少々お話をしていくうちにおもわず父方の叔父一家の事までも話してしまった。
まあ義姉もそこの叔父の家についてはよく知らないから話してもよかったと思う。
ブログでも前回説明したがオヤジ同士が仲が悪いというより母と叔父の奥さんである叔母が仲が悪かった。
「仲直りする方法を考えたらどうだい?」とは母にいったつもりだ。
食事の席を先にはずすことにして今度は「ドラえもん」、藤子・F・不二雄の原画展へと足を運んだ。
会場は梅田・伊勢丹の北側に最近できたビル「大阪梅田 グランドフロント大阪」だ。正確には北館の地下・ナレッジキャピタル。初めて見るところだったゆえに探すの大変。
ガイドマップの本はなかったがスマホの機能を使って地図をみたら何とか見つかった。
なんとか会場についたものの、家族連れならまだしも男女カップルが多かった・・・
それよく考えたら昔の原稿を完全収録したドラエモン愛蔵版がいくつかでている。
藤子・F・不二雄に関しても最近は新たに本も出ていることだし
「そっちの方を見るだけでもよかった」と思わず思った。
というより三十路の男一人でやってきた事に少し孤独を感じた・・・
帰る途中一杯飲んだ、海外のビールをあつかう居酒屋、通常一杯の料金が1000円とは高い
冷房が効いているからまあいいだろう。荷物を入れるかごまで用意してくれた。
少し大きめの1500円分のドイツビールを頼んだ。種類も豊富ゆえあっさり味のビールを注文。
たしかにあっさりで飲みやすかった。種類名を控えておくべきだった。
旅行4日目。チケットの都合上、帰りのバスは別々に。母と祖母らとは梅田駅で別行動に。
さすがに母と一緒に旅行するのはもうウンザリと思った。しかも祖母と3人で。
しかも夏ゆえ絶対に汗ばんでしまう。実際シャツを2,3回取り換えたただ。
昼間からやってる居酒屋、洋風のお店へ行った。ソーセージ付ナポリタンとアサヒビールを頼んだ
しかし昨日飲んだ店と同じ値段。正直しくじったと思った
最期のゆえに手ぶらで帰るのは嫌だった。紀伊國屋書店(キイクニヤ?)に立ち寄り
漫画本を2冊かってやった。しかも洋書・アメコミを扱うゆえいくつか置いてある。
読み終わったら売るのであれば「デッドプール」を購入。帰りのバスの中で読んでやった。
やっぱり高知に帰ってきたら気が下がった。熱いのは仕方ないけど。また屈折した日々に逆戻りか・・・
そういえば前に高知市内で見つけた「カツオのタタキ」なるイラストが描かれた看板を見つけたな。(ここに画像表記)
そのうち長谷川町子美術館から文句言われたりしてアハハ・・・