2012年 11月 22日
今になって『ジョジョの奇妙な冒険 第7部』を読んでみた。
主人公である記憶のない男・仗助、自分の過去を求め調査をすると吉良吉影なる人物との関係が。
さらに自分の身元引受人である東方ノリ助ら東方家との秘密も明らかに。
実は東方家のご先祖は「第7部・スティールボールラン」作中にも登場した“日本人選手・東方ノリ助”であった。さらに作中ラストにほんの少し登場する彼の娘、彼女はただのモブキャラ?
とおもいきあ第7部主人公のジョニィ“ジョナサン”・ジョースターの元へお嫁に行くことに!?
実際TUTAYAのレンタルコミック『ジョジョ・スティールボールラン』6冊を借りて読んでみた。
(ラスボスであるヴァレンタイン大統領との対戦、締めくくりとなるエピソード、18~22・24巻。残念ながら23巻は借りられていた。)
読んでみてこれはお世辞にもキレイとはいえない顔立ち、目が点にしかみえないデッサンだった。
一方、ラスボスであるヴァレンタイン大統領、彼もまた超能力者・スタンド使い。
能力名はD4C(ディーシー、D・D・D・D・C):同じ場所に隣の世界(平行世界)を同時に存在させられる能力
単行本からの説明文ではわかりづらいが、例として『鏡に映る向こう側の世界へと移動』といえばわかるかも
作中に機関車を操縦する機関士に死ねまで運転させるために体半分を鏡の向こう側へ移動させられる。
その上同じ世界に同じ人物が同時存在できないため接触すると消滅を起こす事になるといった事態が
死を意味することと同じ。アイン・シュタインによる物理の法則かな。
最初はジョニィが脇役でジャイロ・ツェペリが主役とおもいきあ結果的にはジョニィがラスボスと戦うことに。
(実はジャイロ・ツェペリとは第1部に登場したツェペリがモデルと考えてもいい。ほとんど師と弟子状態だった。)
米国大統領でもあるヴァレンタインが地位安泰といった為にかき集めているアイテムを賭けて戦う事になったジョニィ、それは自分にスタンド能力を発動させたとある死体のパーツ『聖者キリストの遺体』!(前回でも一部紹介したが実際はプッチ神父になるのかな?)
物語は中盤、大陸横断レースの行く旅先で首から下の体パーツをすべてかき集めたヴァレンタイン、残るはジョニィ&ジャイロが死守する頭部
ジャイロとジョニィの2人がかりでヴァレンタインに挑むがジャイロは力尽きつに死亡、さらに完成に近づいた遺体の影響でパワーアップしてきたD4C、しかしジャイロから様々な技術を伝授されたジョニィもパワーアップ
結果としてジョニィが勝利をおさめるがヴァレンタインが最後の力を振り絞りある人物を平行世界から呼び寄せた。
時を止めるスタンド能力、ザ・ワールドを使いこなす異世界のディエゴ“ディオ”・ブランドー!これはもう笑うかない!?肝心のアメリカ大陸横断レースはディオVSジョニィとなった。(当然スタンド能力も使いこなすシーンあり)
当時は長期連載で読むのも大変になった。
キャラクターの設定はまだ理解できる。あたらしくできた世界のジョジョとディオの戦い、ツェペリの死
さらに大統領のスタンド能力に「キリストの遺体」などがややこしいとおもって読むのを中断にしたジョジョ第7部であった。
さらに反則技としてオールドファンには愛されている第3部のディオの登場など?これは賛否両論だな。
それから作中に登場する遺体だけど肝心の顔はプッチ神父であるかどうかわからずじまいだった。