2011年 10月 23日
あなたの知らない名作
ゲームからはじまりTVアニメ化した「アイドルマスター」、AKB48ばりの大人数のため全部を覚えるのは大変。
中でも「秋月涼」なるキャラクターにはビックリ!なんと女装した男の子!?
そんな中こんな漫画をおもいだした。
あなたの知らない名作「ティンクル2アイドル・スター」
正確なタイトルは「♂ティンクル2♀アイドル☆スター」小学館・少年サンデーコミックス
今より20年前、ある雑誌で少年ジャンプ、マガジン、サンデーといった漫画が紹介された特集記事に紹介されたひとつがこの漫画である。
主人公は2人組アイドル、少女がコンビを組むことになった相手はなんと女装した少年!
この一行だけでも結構印象的に覚えてしまう。
でも連載当時はほとんど人気は「らんま1/2」「パトレイバー」といった作品のせいで一部の読者にしかおぼえられていないかも?とにかく時代を先駆けた名作だった。
さらにもう一つ漫画を紹介、以前ブログにも紹介した「リバースエッジ 大川端探偵社 第三巻」収録のエピソード
シングル曲一つで終わってしまった女性アイドル・桃ノ木マリンの捜索願いを受けたものの
みつかったもののそれはものすごい親父、そもそも探していたのは女性のはずだったが彼こそが
桃ノ木マリン、実は男としてはいまいち売れないと考えた事務所の思いつきで女装して見事ヒットしてしまった。
デビュー直後に声変わり、ヒゲが生えるなどずいぶん変わり果ててしまった姿
止む終えず、依頼人にそのまま桃ノ木マリンにあわせることに・・・
さすがに「ひじかた憂峰もとい狩撫麻礼」ならではの現実的いや俗物的な物語であった。
2011年 10月 21日
あなたの知らない名作
2011年10月18日福島県に野田首相が訪問、一般住宅の除染活動視察ニュースでこんな漫画をおもいだした。
あなたの知らない名作「MADSTONE」(マッドストーン)著・正木秀尚
まず漫画家・正木秀尚の簡単な説明
高知県生まれ
そのためか作品のいたるところで風景画に高知の町並みが書かれている
一時、東京で作家活動していたが現在は帰郷、とある町で出筆中。
今や「ヘルプマン!」のくさか里樹、ギャグ4コマの村岡マサヒロらと並ぶ「ご当地漫画家」
今現在入手可能な漫画作品・「ひきずり香之介狐落し」(小池書院)
「ガンダルヴァ・上下巻」(河出書房新社)
ストーリー)架空の1990年代、四国地方にある荒廃した町に住む不良少年らがひたすら一生懸命に生きる物語。
なんと町が荒廃した原因はなんと原子力発電所事故だったです。!
事故によって四国地方が閉鎖状態(当時、本州との連絡線は瀬戸大橋一本だったためである。)
そんなある日、研究者が新エネルギーの素となるマッドストーンを発見する
しかし、マッドストーンの発見場所は四国地方のとある町近辺であった・・・
かって地方情報紙の記事エッセイに載せられていた漫画
まさか自分の住む高知をモデルに原子力発電所建設、後に事故という大胆なサイエンスフィクション
巨匠・さいとうたかを「サバイバル」
マニアックな漫画家・新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」
といった作品のように背景や人間性などがリアルに描かれている
残念ながらテーマが難しく当時の読者にはあまりにも理解しがたい、なんとか全2巻分で終了
単行本全2巻はなぜか徳間書店から出版?
少年サンデーで連載されてから小学館コミックスのはずでは!?
とにかくあまりにも早すぎた漫画なのであった。
2011年 10月 20日
あなたの知らない名作
先日、ケーブルTVで放送されていた「BLOOD-C」がついにラストをむかえて放送終了。
数年前に放送されていた「BLOOD+」とは全く違う新しいストーリーだった。
主人公サヤが田舎町の妖怪を退治する物語と思いきあ
実は彼女の正体、推定年齢・数百才のヴァンパイア(吸血鬼)
数年前に彼女を狙う組織に生け捕りされてしまい洗脳され閉鎖的な田舎町で囚われる羽目に
ついに主役とわずか2名を除く登場人物が死んでしまうという。
本当の自分を探す旅にでるサヤ、しかし田舎町は血の海状態、後味悪いラストだった。
そんな中、こんな漫画をおもいだした。
あなたの知らない名作「不老不死伝説バンパイア」シリーズ 著・徳弘正也
著者・徳弘正也は少年ジャンプ出身の漫画家、1990年代放送されたTVアニメ「ジャングル王者ターちゃん」の作者といえばおかわりだろうか?
舞台は昭和末期の東京
幼い頃に両親を強盗に殺害され祖母と2人暮らしの主人公(少年)はある日、下町のストリッパーマリアと知り合う。彼女を家へ招いてみたら祖母はビックリ!祖母が幼い頃に見た芸者に瓜二つ。芸者の娘か?思いきあそれは違った。
さらには彼女の驚異的な回復力と怪力があきらかに、マリアの正体は単体生殖を繰り返す生命体、通称・バンパイアだった。
祖母が見た芸者の記憶を受け継いで生まれてきたのがストリッパーマリアだった。
しかし、彼女にも欠点があった。基本的女性である彼女は男を抱かずにいられない、性行為を行うクセがあるふしだらなバンパイアだった!
一口でいえば「俗物的なBLOOD」といえばおわかりか?
そこへマリアの体から不死能力を取り出し我が物にしようと企む財閥グループ、さらには彼女を保護支援しようとする「あーちゃん」なる男がひきいる第三勢力の登場だった。
昭和編・ラスト
マリアが新たに自分の分身を生み落とす時が来たところへ何者かに雇われた外人軍団らが発砲突入
一方、あーちゃんの正体が幼い頃マリアと一時、親子のように暮らした仲だと判明
彼女の悪いクセをしって狂ってしまいついには殺害されてしまう?
少年がマリアの産み落とした「新しいマリア」をつれて逃走、能力を失ったマリアは2人をかばって死亡してしまう。結果的にあーちゃんの残した組織が日本を乗っ取る形で終了した。
そして十数年後を舞台に成長した少年と新マリア・2人の活躍を描いた「近未来編」が登場するのであった。
こういう物語を見て思うが「BLOOD-C」の続編がでるとしたら多分、サヤはキャバクラ嬢になっているかもしれない。
2011年 10月 14日
最近、買ったアメコミ
最近、買ったアメコミ(日本語訳)2点「シビル・ウォー」&「キャプテンアメリカ:ウインターソルジャー」
正直言うとこれらの作品は数年前に他の方達が出したブログに取り上げられていたため買うのに少し気が引いていた。他の関連作もとりあげられて実際どんな絵だったのかどういう順序だったか知りたくて購入
ヴィレッジブックスより去年あたり日本語訳出版された「Xメン/アベンジャーズ:ハウスオブM」に続く
クロスオーバーモノ「シビル・ウォー」もうこれは恒例行事としか言いようがない。
若手ヒーロー達の勝手な行動が原因で罪のない児童達が巻き込まれ死んでしまった
そこからついにマーベルヒーロー達を巻き込んだ大事件へ発生
ヒーローの登録制に反発し逃げるキャプテンアメリカ!
逆に賛成してかっての悪党達と組むアイアンマン!
スパイダーマンが正体を世間に発表することを決意!
自警者パニッシャーも参入
さらにはマイティ・ソーの暴走!
とてつもない展開とラストが待ち受けていた!
「キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 」の著者・ウエイン町山こと町山智浩
彼が言うにキャプテンアメリカに関するシビルウォーといったこれらの展開は米国映画「イージーライダー」から一部いただいたものだそうだ。
オマケ)
スパイダーマンに関しては彼の叔母さんがシビルウォー直後
事故に会う「SPIDERMAN:Backinblack」
(内容が解るように直訳すると「スパイダーマン:悲しみの狙撃事件」)を参照
さらには一味違ったエンディングがお好きな方には「WHAT IF SPIDERMAN:Backinblack?」
(内容は「もしも妻メリージェーンが狙撃されたら!?」)をオススメ
続いては小学館集英社プロダクション、今年2011年放映に映画「キャプテンアメリカ」の影響か?
「キャプテンアメリカ:ウインターソルジャー」あの相棒バッキーが実は生きていた!
ちなみにバッキーとは?
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースの相棒
元は第2次大戦中に同じ部隊で知り合った少年兵士リック・ジョーンズ
彼が偶然スティーブの着替えを目撃したことがキッカケで相棒バッキーに。
だがある日、飛行機の爆発事故でキャプテンともに極寒の海へ。
キャプテンは冷凍人間に、彼は海の藻くずに。
これらのデータは小学館プロが昔出した「マーベルクロス」に載せられたキャプテンことスティーブの半生を描いたエピソードを参照に。
最近になってバットマンの相棒ロビン、ジョーカーに殺された二代目が実は生きていて対戦するという展開が
ついにはバッキーを熱愛する脚本家の手によってお約束の「実はかろうじて生きていた。」もちろんさらには
「~ウインターソルジャー」で対戦!
ちなみに彼は「シビル・ウォー」事件後に亡くなるスティーブ・ロジャースに代わって
キャプテン・アメリカとなるのでした。
これらの作品はほとんど大人の読み物にちがい作風。
なによりも「シビル・ウォー」はパニッシャーがスパイダーマンのピンチを救う為に相手共を見事に銃殺!
かつての敵(ヴィラン)とはいえ頭が吹き飛んで即死してしまったのだ。
そうそう、そういえば大人の読み物といえば「デアデビル:ボーンアゲイン」も購入したな。
これもまた名作『バットマン:イヤーワン』のデビッド・マツケリーとコンビ作品とはビックリ!
かっての恋人が南国のある町で麻薬中毒者に、麻薬欲しさに金策に困難だったため
金の代わりに差し出した封筒、中身はデアデビルの正体が記されたメモ
それがキングピンの手に渡った。
何も知らずに事務所の爆発などでホームレスに転落した主人公デアデビルことマットマードック
彼の孤独な戦いが始まった。
彼の友人弁護士、彼を追うジャーナリスト。
キャプテンアメリカの後輩ともいえる心が病んだ傭兵の登場
とにかくフランクミラーの物語はかならず救いのあるハッピーエンドであることにはかわりない。
2011年 10月 12日
あなたの知らない名作
あなたの知らない名作 著・青山景「SWWEEET」
ついさっきネットニュースをチェックしていたら、ビックリした!
青山景を最初に知ったのは小学館「月刊イッキ」で連載開始された漫画からだった。
アニメ系統で細かくキレイな画風でよく覚えている、しかし驚くのはこの漫画の物語だった。
いきなり主人公の少年と幼馴染の女の子がイジメられるところから始まるのだった!
あまりに気が引いてしまった。自分達をいじめていたのはなんと女子グループ
リーダーが2人が仲が良いからといって学校の屋上に呼び出して仲間達をつかって
2人に無理やり性行為をさせるといった酷い展開。
信じれらないが色々あっていじめっ子のリーダーと仲良くなるという展開。
本筋は主人公の少年は実は双子、行方不明になった気の強い兄貴を探す物語だった。
やっぱりコレもラストは何か悲しい結果だった。
後に小学館「ビクコミ・スペリオール」誌でラブストーリー系の漫画を一本だした。
これはなかなか明るい漫画だった。他の雑誌でもいくつか漫画を出筆してた。
現在の新作については、講談社「イブニング」誌で「よいこの黙示録」
少し頭の悪い新任教師と逆に頭の良い優等生が小学校を舞台に巻き起こす物語だった。
でも何故、自殺したのか?作品の製作に少し行き詰っているなら無理いって休めばよかったのに・・。