あなたの知らない名作

1970年代記―「まんだら屋の良太」誕生まで

畑中 純 / 朝日新聞社



本日、漫画家・畑中純が病死された。これはいわゆる追悼。あなたの知らない名作『百八の恋』講談社・モーニングコミック

まず漫画家・畑中純とは?主な代表作『まんだら屋の良太』『百八の恋』

他には図書館に置かれてもおかしくない「愚か者の楽園」「版画本 セロ弾きのゴージュ」「宮沢賢治、銀河へ」など

紹介するのは『百八の恋』

けっこう昔の漫画、週刊モーニング創刊時期の漫画作品だろう。これをはじめて読んだ時は驚いた。

絵は今となっては上手とも下手ともいえない。ヘタウマ系、風刺絵や童話の挿絵といった独特なもの。

ところどころで女の下着姿、水着姿、お風呂場での入浴場面

当然、裸が出てくるのはうれしいがいまどきのような画風ではない。

まあセクシーとは言えないがエロスと呼べる表現はあった。

主人公・百八は神奈川県の梨農家の息子、男子高校生。これがものすごい性豪。

夜中にマスターベーションのつもりか男性器を畑の地面に突っ込んで穴を開ける事ができる「太摩羅」だった?

物語は中盤でシリアスに、なんと市街地のとある建物が売春クラブである事をつきとめる。

たしか同級生の女子生徒が暴力団につれてこられて助けにいくため女装して侵入するのであった?

とにかくこういった漫画の作風、エロスが後々の後輩、今現在活躍する漫画家たちへと引きづかれていくのであった。

例えばモーニング中期で『宮本から君へ』を連載した新井英樹だ。

「いとしのアイリーン」今連載中のひとつ「スキャッター」。

紹介する作品全部内容は畑中純に匹敵する漫画であった。


SCATTER あなたがここにいてほしい 3巻 (ビームコミックス)

新井英樹 / エンターブレイン


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by notyou0508 | 2012-06-13 23:40 | 漫画・アニメ