2012年 05月 17日
最近、買ったアメコミ
最近、買ったアメコミ『フラッシュポイント:バットマン』 (FLASHPOINT:THE WORLD OF FLASHPOINT FEATURING BATMAN TPB)
もうすぐ『フラッシュポイント』日本語版が発売される。でも原書の方を購入して中味を知っているため
なんだか購入する気がしない。データが確かだとすると日本語版のページはほとんど原書とかわらない
多分特典ナシそのまま翻訳出版されるとおもう。前例として『マーベルゾンビーズ』が良い例だ。
気がついたが関連作を買えばいいことを思いついた。
当然原書の関連作をだ。「バットマン」の他に「スーパーマン」「グリーンランターン」といくつかあったが
やっぱりここは「バットマン」を購入。
「フラッシュポイント」本編で登場する少し風貌の違うバットマン、バリーアレンとの会話で彼がブルース・ウエインではなくトーマス・ウエインである事が明らかになる。
どうしてこうなったのか、経緯はいかに?さすがに「フラッシュポイント」本編では紹介されずじまい。
こちらの「フラッシュポイント・バットマン」を購入して正解だった。
昔、映画『怪傑ゾロ』を家族で観に行った帰りに強盗に遭遇したウエイン親子
ここでアメコミファンなら知っていて当然、強盗ジョー・チルの銃弾によりトーマス&マーサー夫婦が死。
ブルースは十数年後、コウモリをかたどったコスチュームを身にまといバットマンになるのであった。
ココでハプニング、トーマスが強盗に抵抗した際、銃弾がブルースに当たってしまったら?
見事に致命傷を与え息絶えてしまったブルース、目の前で息子を失ったウエイン夫妻
数年後、トーマスはコウモリのコスチュームを着てバットマンを名乗り活動するのでした!?
なら怪人ジョーカーは一体どうなったのか?ちゃんとこの世界でも存在するのです。
トーマスは警察の協力要請で怪人ジョーカーを追跡していた。
バットマンが居場所を突き止めたところ既に遅かった。
誘拐された子供達は重症、さらにはゴートン警部は瀕死
そんな中、ジョーカーに対してコウ叫んだ、「マーサー!」
ネタバレで申し訳ないがこの物語で怪人ジョーカーへと変貌したのがマーサー・ウエインなのです!
息子を失ったあまりに狂気に走ったのです。バットマン&ジョーカーという奇妙な夫婦の最後とは?
あまりにも泣かしすぎるラストには号泣モノ。
昔々「Xメン:エイジ・オブ・アポカリプス」で「悪夢の国のXメン」なるキャッチフレーズ、決まり文句を聞いたことがありますがこれはまさに「悪夢の国のバットマン」といっても過言ではない。
「バットマン」の他に収録作「デッドマン」「デスストローク」「シークレットセブン」
●「デッドマン」、本編ではサーカスの事故に会い幽霊としてさまよう異色ヒーロー
ところが彼は空中ブランコ事故にあわずディックギブソン(初代ロビン:ナイトウイング)の兄貴分として生きていた?
作中にはロビンがファイアースターらしき人物に命を狙われるショッキングな物語。
●「デスストローク」、フラッシュポイント本編で少し登場する片目の傭兵デスストロークの冒険
●「シークレットセブン」、フラッシュポイント世界における最強の魔術師とは?
【追記】まさか2012年9月半ばに日本語版「フラッシュポイント:バットマン」が出版されるとは思わなかった・・・しかも「スーパーマン」「アクアマンVSワンダーウーマン」まとめて翻訳出版とは・・・正直欲しい。
【追記】いつかだったか日本語版「フラッシュポイント:バットマン」を買って読んでやった。上述したように翻訳書、日本語版の方には「メトロポリスに墜落し研究施設に閉じ込められたスーパーマン」の話など
後、未翻訳されなかった作品のリストが載せられていた。(2017年2月1日より